アカウミガメが産卵に来る浜
     相 良  SAGARA

相良海岸には、年間30頭から40頭のアカウミガメが産卵の為、上陸してきます。
毎年5月から8月下旬にかけて、夜間の満潮前後にかけて、上陸し、1頭につき100個から150個の卵を
1シーズン2回から3回程度生みおとしてゆきます。
アカエミガメは、上陸前1時間程前から、沖合50メートル程のところで、海岸の様子を見て安全を確認して
から、上陸産卵をします。
産卵穴は、後ろのヒレ2枚を上手に使い、深さ50センチ程の穴を、きんちゃく状に堀り、産卵穴を分からない
ように上手に隠して降海してゆきます。
産卵中は、体内の塩分調整の為、目から大量の塩水を流す為、泣いているように見えるのが特徴です。
体長2メートル以上で体重100キロを越す、カメが上陸している姿は実に美しく、また雄大なものです。



最近では、4WD車の乗り入れや、心ないアウトドアを楽しむ人々により、アカウミガメの産卵環境が著しく
侵されており、また、行政の開発計画も自然保護を前提としては、考えていないようなので、心配しています。

皆様のメッセージをお待ちしております。

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 1995年5月19日午前4時上陸

1997年度アカウミガメ産卵情報

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